本年度の豊岡青年会議所は、少人数で比較的在籍年数が浅いメンバーで構成されますが、その分フレッシュで、柔軟性や機動力の高さが強みとなる組織であります。それらの強みを活かしながら、私たちが明るく前を向き地域の牽引役として活きいきと活動していくためには、メンバー一人ひとりが豊岡青年会議所の一員であることに誇りを持ち、未来を見据え主体的に行動していく必要があります。
　まずは、メンバー一人ひとりが自身の成長を感じ、誇りを持ってJC運動を展開する組織を目指します。そのために、LOMの要として、総務委員会メンバーが自ら率先して行動することで、円滑で効率的・効果的な組織運営を模索します。歴史を重んじながらも試行錯誤を繰り返し、物事をより良い方向へ変化させる意識を常に持ち、LOMメンバーとも積極的に意見交換を行いながら、メンバー一人ひとりがJC活動に集中できる環境を整えます。その環境が前向きなエネルギーを醸成し、メンバーに自信と誇りをもたらし、強みを活かした活気ある組織へつながります。そして、凛とした雰囲気を大切にしつつ、活力ある例会を開催するために、目的や役割についての情報共有を他委員会と行い、スムーズで質の高い例会を運営することで、地域を牽引するリーダーを輩出し続けるに相応しい組織の土台をつくります。さらに、１２カ月連続出席率100％例会を目指すために、積極的な出席奨励を行うことで、LOMへの帰属意識が高まり、各々がより主体的に誇りを持ってJC活動に取り組めます。また、先輩諸兄へ感謝と敬意を表するとともに、私たち現役メンバーの活動内容や熱い想いを知っていただき応援していただくため、年忘れ合同例会を開催し、先輩諸兄とのリレーションを深めることで、LOMのバトンを未来へと引き継ぐことが出きます。
　好きこそものの上手なれー。自身の成長を実感することが、JCを好きになる一つの道です。JCを楽しいと心から思えるような2024年度総務委員会の運営が、青年経済人としてのリーダーシップを磨き、各々の視野を広げ、地域や社業へ益々貢献できる人財へと成長し、活気ある豊岡を実現します。

　少子高齢化による人口減少、若年層の都市部への流出は日本全国の地方で進んでおり、例外なく豊岡市も同様の課題を抱えています。しかし、人口減少＝地域の衰退とは限りません。熱い思いと行動力を持った人材を中心に、地域の活力を高めることが重要だと考えます。明るい豊かな豊岡を築くため、私たち豊岡青年会議所には、どの団体よりも豊岡の未来を想い、議論し、運動を起こし続けてきた誇りが脈々と受け継がれています。今こそ、私たちが地域の先頭に立ち、世代を超えてすべての人が豊岡への愛着や誇り～シビックプライド～を持てる地域を創っていく必要があります。
　まずは、誇りある地域の創造に向けて豊岡青年会議所が活性化するために、会員拡大を力強く推進します。点、線、面での拡大にメンバー全員で取り組み、常に鮮度の高い情報を基に候補者へのアプローチを行うことで、新会員を含むメンバーが活発に議論し、主体医的に行動できる組織となります。そして、広報活動においては、広報誌「絆」の発行により豊岡青年会議所の活動をOB諸兄や関係各所に発信するとともにSNSを積極的に活用し、JCやメンバーの魅力を対外に広め、メンバー自身のJC活動に対する自信と誇りを醸成することで、日々の活動がより光り輝くものとなります。さらに、未来を担う子供たちの記憶の１ページに刻まれる魅力的な対外事業を開催し豊岡が単なる生まれたまち、住んでいるまちという無機質な存在ではなく、好きなまち、将来帰ってきたいまちなど想いの詰まった温かい存在となるきっかけを生み出します。また、豊岡の各地域が織り成すまちの魅力を表現し、多世代交流の機会を創出することで、豊岡への想いが立体的につながり広がっていくことを目指します。
　私たちは誇りある地域の創造という委員会の幹を太く成長させ、そこから芽生える枝葉となる各事業を大きく豊かに育てていきます。多岐にわたる職務を遂行するにあたり、当委員会がが何のために存在するのかを常に念頭に置き、固定観念に囚われずメンバーの個性やアイデアを尊重する組織づくりを行います。委員会スローガンは「We　Create　Happiness！～豊岡にハピネスを創造しよう～」です。LOMがより地域に密着し、各メンバーが豊岡で活動することに誇りを持てる状態を目指すとともに、豊岡に関わる人たちを幸福感で満たし、笑顔溢れる地域を創っていきます。